院長よりのご挨拶

三軒茶屋は、もともと慢性期の患者さんを診る療養型病院が多い地域で、当病院もそのひとつでした。世田谷区は東京の中でも昔から住んでいる人が多く、核家族化が進む中で、お一人で生活されるご高齢者も多い地域です。急性期医療が終わり、要介護認定が取れても、すぐ自宅に戻るのが難しい患者さんも多く、急性期病院とご自宅をつなぐ場をつくる必要がありました。
その一方で、昨今の医療制度改革の大きな流れの中で、急性期治療が終わっても、すぐには自宅に戻れない患者さんの受け皿として、回復期リハビリテーション病棟や地域包括ケア病棟が登場していました。そのような流れの中で、当病院も地域のニーズの受け皿となる必要性を強く感じ、2017年に回復期リハビリ病棟を新設するに至りました。回復期リハビリ病棟の患者さんは、脳血管障害か運動器障害、心肺機能障害等をお持ちの方。そこに運動療法、作業療法、摂食機能療法という3つの手段を組み合わせて使うことで、機能の回復をめざしていく治療を行っています。

東都三軒茶屋リハビリテーション病院 院長 中村 利孝

東都三軒茶屋リハビリテーション病院

東都三軒茶屋リハビリテーション病院は、2017年4月より「三軒茶屋第二病院」が「東都三軒茶屋リハビリテーション病院」として新しい一歩を踏み出した経緯もあり、建物は新しく清潔感あふれる病院です。東京都世田谷区という東京の中心的な場所にあり、交通の便が良いにも関わらず、三軒茶屋の閑静な住宅街の中にあり落ち着いた環境でのリハビリテーションを提供できる病院です。

外観・内観のご紹介

外観

エントランス

筋力トレーニングマシン

リハビリ室

リハビリ風景

病棟